ウォール街やブロードウェイ、セントラルパークなどがあって、高層ビルが並ぶ高層都市としても知られるニューヨークの中心マンハッタン島。
今のこの場所の地価は想像もできないけど、一七世紀に先住
日本で最も高い山は誰もが知っているが、最も低い山はどうだろうか。
その山の名前は天保山で、大阪港に面している。
標高はたったの四・五メートルしかない。
地図にも記載されているが、実は人工的に作られた山だ。
この山は、一八三一(天保二)年に、安治川の河口で行われた掘削工事で出た土砂を使って築かれた。
大阪港の目印となるようにという目的で作られたので、当初は目印山と呼ばれていたという。
その頃の高さは約二〇メートルだったが、時が経つにつれて地盤沈下や浸食によって高さが減ってしまった。
一時期は地図からも消えてしまったが、地元の自治体の働きかけで、日本一低い山として再び認められるようになった。
なお、「自然」にできた山として最も低いのは、徳島県の弁天山で、標高は六・一メートルである。