高温多湿の日本の夏は、毎日大汗をかいて 暮らすことになる。建物内部はエアコンで快 適さが保たれているが、いったん外に出ると、「滝のような汗」という表現があてはまる。
この汗が、衣類が
女性は一般的に便秘に悩まされやすいと言われている。中には、数日から一週間も排便がないという頑固な便秘もあるそうだ。このような場合、朝のトイレは苦痛しかない。一体どうして便秘に苦しむ人が、女性に多いのか。
便秘とは一般的に、排便がスムーズでない状態であるが、便秘の定義は明確ではなく、統一された見解もないらしい。
それは、人によって排便回数や量の「基準」が違っていて、それと比べて回数が少なかったり、量が少なかったり、硬かったり、出しにくかったり、残便感があったりすることを便秘と訴えるからだ。
だから、逆に数日に一度の排便の人でも、特に苦痛だと思わなければ、それで済むのである。
便秘には二つの種類がある。
一つは「器質的便秘」。腸に異常や病気があって起こるもの。
もう一つは「機能的便秘」。それは環境や心理的な要因、生活習慣によって起こる便秘である。
女性の便秘は、ほとんど機能的便秘の方である。
特に月経を司る黄体ホルモンには、腸の動きを抑える作用がある。
妊娠中の女性は、胎児が腸を圧迫して便秘しやすくなる。
女性は男性より恥ずかしがり屋で、人目で堂々とトイレに行けない。
ダイエットで食べる量が少ない人もいる。これらのことが、女性の便秘の主な原因と言える。
排便を安定させるには、毎朝しっかり食べて、トイレに行くこと。
これで、結腸反射という現象が起こって、腸の働きが活発になる。
冷水を飲むのも効果的。
食物繊維の豊富な食事や運動も重要である。
安易に下剤を使うことは良くない。
徐々に摂取量が増えてしまうことが危険だ。
大腸癌などの病気が隠れていて、便秘になることもあるので、決して便秘を甘く見ないように。