手の指のなかでは、中指の爪がいちばんよく伸びる

 

指の爪は、すべて同じ速さで伸びるわけではない。

 

爪によっては速く伸びるものもあれば、遅く伸びるものもある。

 

速く伸びるのは人差し指、中指、薬指で、遅く伸びるのは親指と小指だ。

 

その中でも、最も速く伸びるのは中指の爪である。

 

この理由を考えてみよう。

 

爪は、皮膚が変化してできたもので、髪の毛と同じ性質を持っている。

 

爪があることで、指先が強化されて、ものを掴んだり、引いたり、結んだりするときに役立っている。

 

そのときに一番力を発揮しているのが中指だ。

 

中指は他の指よりも長いので、ものに触れるときに一番先になる。

 

また、ものを掴むときに一番力を入れるのも中指だ。

 

中指は一番働く指なので、爪も一番働く必要がある。

 

だから、中指の爪は常にしっかりと生えていなければならない。

 

そのために、中指の爪は他の爪よりも速く伸びるのである。