高温多湿の日本の夏は、毎日大汗をかいて 暮らすことになる。建物内部はエアコンで快 適さが保たれているが、いったん外に出ると、「滝のような汗」という表現があてはまる。
この汗が、衣類が
指の爪は、すべて同じ速さで伸びるわけではない。
爪によっては速く伸びるものもあれば、遅く伸びるものもある。
速く伸びるのは人差し指、中指、薬指で、遅く伸びるのは親指と小指だ。
その中でも、最も速く伸びるのは中指の爪である。
この理由を考えてみよう。
爪は、皮膚が変化してできたもので、髪の毛と同じ性質を持っている。
爪があることで、指先が強化されて、ものを掴んだり、引いたり、結んだりするときに役立っている。
そのときに一番力を発揮しているのが中指だ。
中指は他の指よりも長いので、ものに触れるときに一番先になる。
また、ものを掴むときに一番力を入れるのも中指だ。
中指は一番働く指なので、爪も一番働く必要がある。
だから、中指の爪は常にしっかりと生えていなければならない。
そのために、中指の爪は他の爪よりも速く伸びるのである。